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レースレポート:IMTUF 100

9月12〜13日に行われたIMTUF(アイムタフ) 100。Hardrock 100のエントリー資格取得対象にもなっているこのレースのマニュアルにはこう書いてある。

"This is a post-doctoral level ultra race. You should have already learned from all the mistakes a runner can make in the mountains before coming to IMTUF."

ポスドク・レベルのレース。IMTUFを走るなら、もう山で起こりうる失敗を散々経験してきているはずだよね。

春[......]

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レースレポート: Elkhorn Crest 50

7月25日、オレゴン州東部のBaker Cityで行われたElkhorn Crest 50に参加してきました。

コロナウィルス流行以来アメリカでも人が集まるイベントは軒並み中止となっていましたが、感染予防対策を講じた上でイベントを開催することが許可されるようになってきています。今回のレースでも、人との距離が近くなるスタート・ゴールおよびエイドステーションで鼻と口を覆ったりなど、少しいつもと異なる部分がありましたが、やはりリアルなレースは楽しいです。

距離53マイル(85km)、累積標高差3350メートル、最高地点の標高が2500メートル。コースの大部分は森林限界を超えた山の峰を[......]

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フォア/ミッドフットかヒールストライクか

論点

着地に関してフォアフットやミッドフットが良いか、ヒールストライクが良いかというのは議論できるポイントだ。

フォアフットが言わば「流行り」といえる時期もあった。今でもマラソンで常に上位を占めるアフリカ勢やその他著名なランナーがフォアフットだという理由で、とりあえずフォアフットを勧める向きも多い。

確かにマラソンで常に上位を占めるアフリカのランナーにはフォアフットが多い。ただ、彼らは小さい頃から不整地で走ってきており、バランスを取りやすい姿勢で走る必要があった結果として踵から着地するフォームに落ち着いたという環境的な要因が大きい側面もある。

最近の調査ではエリート・ラ[......]

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フォーム:アップライトの姿勢とピッチ

アップライトの姿勢

走る動作では、地面に足が着地した時の反発によって前進する。着地時に体が屈曲すると、地面に対してしっかり力が伝わらず反発力が弱まる。着地時に体が伸びていれば、しっかりと地面に力が伝わり反発力が強まる。アップライトの姿勢を意識して脚や背中が屈曲しすぎないようにすることで、反発力を利用することが出来る。

できるだけ大きなパワーを一気に出力する瞬発系の運動と違い、エンデュランス系の運動では限りあるエネルギーを有効に使う必要がある。軸がブレると力が真っ直ぐに地面に伝わらなくなる。反発力がうまく使えず、ランニング・エコノミーという観点からも不利となる。

意識するポイント

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